ドライミスト

ドライミストに関する研究

水の蒸発潜熱を利用し、冷却効果を得るシステム、一流体ノズルと高圧ポンプ(約5MPa)を用いて、粒径約16マイクロメータの細かい水の粒子(ミスト)を生成し、居住域に噴霧する。右の写真は愛・地球博覧会会場での実際の噴霧様子を撮影したものである。実測実験、フィールド検証、数値シミュレーションによる検討を行っている。

ニュース

ドライミストに関する研究論文が掲載されました。

ドライミストに関する研究論文が空気調和・衛生工学会論文集に掲載されました。「ドライ型ミストにおける導入効果評価の考え方と評価指標」と題してドライミストを設計する際、その導入効果の考え方を示しています。ミストの気化熱を寄与先別に定量化し、温熱環境改善や空調熱負荷低減に寄与できた割合をシステムの設計・運用指標として提案しています。2017.6.1

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ドライミストの研究論文が東海賞に選ばれました。

ドライミストの研究論文「ドライミストを用いる採涼システムに関する研究」が東海賞に選ばれました。ドライミストの実導入事例の冷却効果検証を報告しています。また、CFDを用いてミストの冷却効果の影響範囲を定量的にとらえました。これらの研究成果により、ドライミストシステムの設計・運用に際して、有用な情報提供となるとともに、本システム検討におけるCFD解析の有効性を確認できました。2012.2.18

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再生可能エネルギー2010の国際会議が横浜にて開かれた。

再生可能エネルギー関係の12分野から約1,000の論文が発表された。ここにウォーターミストに関する研究成果を発表した。ミストの噴霧制御時の適切な外気温度と湿度条件について、検討した。28.5℃以上、70%rh以下で噴霧するのが適切と結論づけた。2010.6.29

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ニュースレターにドライミストの記事が掲載されました。

東京理科大の火災科学研究センター(GCOE)が発刊するニュースレターにドライミストの記事が掲載されました。ウォーターミストノズルについて解説し、諸分野での応用可能性について言及しました。2010.4.28

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韓国の中央大学にて招待講演をしてきました。

そこで、ドライミストの研究紹介を行いました。ミストを利用したクーリングシステムは、都市の高温化に対する緩和効果をもたらし、酷暑環境の改善に有効であることを、実験、実測、CFDシミュレーションで検証した内容を紹介しました。聞き手は機械学科の学生や先生方でしたが、非常に興味を持ってもらいました。 2009.12.10

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空気調和・衛生工学会の学会誌に論文が掲載されました。

空気調和・衛生工学会の学会誌に「ドライミスト」の論文が掲載されました。ドライミスとの意義や実効性・フィールド検証結果、ドライミストシステムの導入可能性、今後の展望までを述べており、ドライミストに関する有意義な情報を盛り込んでいます。 2009.8.5

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ドライミストの勉強会に参加してきました。

家庭用ドライミストのデモンストレーションが行われました。また、ドライミストのCFD解析についてプレゼンしました。CFD数値計算の概要、実測結果との比較により、数値計算の整合性を検討した結果を紹介しました。 2009.6.26

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日本建築学会環境系論文集にドライミストの論文が掲載されました。

愛知博覧会、N大学経済学部にて行われた性能検証実験の結果、CFD解析の結果を発表しました。CFD解析結果は、実験結果と整合性が確認でき、CFD解析手法を用いた検討の有用性が示されました。 2008.11.1

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